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Dia:Beacon 郊外の現代美術館と行き方

更新日:2020年3月5日


アート三昧なNY。前に行き最もお気に入りだった美術館、Dia:Beaconを再訪しました。NY郊外にあり、グランドセントラルステーションから電車で1時間半ほど。イーストハーレムを抜けハドソン川沿いに北に上がります。

人の動線上に旅愁あるグランドセントラルのような空間が日本にも欲しい。

電車のホームは時間により変わるため、セントラル構内の掲示板を注意深く見ます。トラックごとに素敵なゲートがあり、間違えると登ったり降りたり大変です。構内のゴージャスさと打って変わり、ホームも電車も無骨。そこがまたカッコよく見えます。

海外と比べて日本は広告スペースが多すぎて案内が見つけづらい。海外からの観光客はどこを見るべきなのか迷うと思います。特に交通公共スペースの情報グラフィックの整理は必要ではないでしょうか。これぐらいさっぱりしていると分かりやすいのになぁ。行き先表示はゲート外のみです。

グランドセントラルで切符を購入する際、美術館入場料と電車の往復チケットがセットされたパッケージチケットがオススメ。(それぞれで買うより10ドル程安い。)

Beacon駅を降りて、ハドソン川の向こう岸のニュージャージーの風景を見たり、電車の汽笛を聴きながら、案内板に従って10分程歩くと駐車場が見えてきます。車で来られるなら、ニュージャージーも近いし郊外の街や風景をもっと楽しめそうなところです。

植栽もアートのよう。通り抜けるとベンチがあり、川と電車が見れます。庭には鹿がいました。

庭ではパフォーマンスなどイベントもあるようです。非常口越しに。

作品以外の空間を(館内作品は撮影禁止です)。広大な敷地と元倉庫の建物とコンテンポラリーアートのベストマッチさに、ここに住みたい度No.1です。

後ろに蛍光管アートのダン・フラビンの作品が。この地下の空間が現代の宮殿のようですごく良かったです。

ダン・フラビン、リチャード・セラ、ドナルド・ジャドといった現代アートの巨匠の作品が元倉庫の素空間にいい塩梅で展示されているので、コンテンポラリーアート、インスタレーションアート好きには堪らない場所です。

光のリフレクションも作品のようで美しい。。。

コンクリートブロックの積み上げる量を圧倒的に感じさせるのに、天井の高さは重要なポイントですね。

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