鑑賞する、すなわち。。。脳に刺激を与え、心震わせ 、インスピレーションをもらうこと。日々、そのことを怠らないようにしています。
先週末、会期終了間際に飛び込んだ「ウルトラ植物博覧会2016」。貴重な、珍しい植物をハンティングする西畠清順さん(そら植物園)の展覧会。植物は古今東西インスピレーションの元となってきた力強い存在であり、彼が選ぶ植物は、美しさを超えた生命力溢れる植物たちなので、非常に人気も高いです。
ソフトツリーファーンというシダの仲間はオーストラリア原産の太古の植物だそうで、私よりでかい。人間よりずーと古い存在、恐竜も食べていたのだろうかとか想像すると頭の中はジェラシックパーク。ロマンを感じます。
今回、会場構成はSIMPLICITYの緒方さん、器は来月のお茶会でも使用する内田鋼一さん。そういった情報を知らず、器がとてもカッコイイな〜と眺めていて後で知りました。そりゃ良いよ!この詫び寂びな感じ。。。欲しい。
小ぶりのバオバブの木も大きな大きな器の中に入っていて、器ごと観葉植物的に置くことができたら最高でしょうが、バオバブもソフトツリーファーンも乾いた大地に、太陽の光を浴びながら生えている方がきっと幸せなんだろうな〜と思うと、檻の中の動物のようで、ちょっと哀愁感じてしまいました。フレームの中の生き物たち。。。
こちらももうすぐ終わるかも!?と銀座のイッセイミヤケに。建築家・中村竜治さんのアートワークです。細いワイヤーフレームですが、ディメンションごとに色が異なり、見る角度で変化します。
繊細ですね〜。
来月のお茶会の練習用に濃茶用抹茶を購入後、小田急フローリストで秋の和花が有ったので買ってみました。道具の名前やお点前を必死で覚えているところで、やっと茶花に目がいく余裕も出てきたかな。暗記力の著しい劣りに愕然としながらも、毎日眺めては唱えています。(笑)秋の和花〜藤袴、ホトトギス、秋明菊。